紅柱石(こうちゅうせき、andalusite、アンダルサイト、アンダリュサイト)は、鉱物の一種。組成はアルミニウムのケイ酸塩 (Al2SiO5)。比重 3.1。モース硬度 7.5。斜方晶系。スペイン・アンダルシア州で発見されたと考えられたことから命名されたが、実際にはカスティーリャ・ラ・マンチャ州グアダラハラ県のエル・カルドソ・デ・ラ・シエラで発見されたと考えられている。

同一化学組成では、他に多形として藍晶石と珪線石がある(同質異像の関係)。紅柱石は低温・低圧で安定。

泥質岩起源の変成岩、ペグマタイトなどに産する。変質して白雲母になっていることがある。ブラジルやスリランカでは、宝石級の結晶を産する。宝石としてカットされることもあるが、多色性が大きい。

炭素包有物を含むものを空晶石(chiastolite)という。

関連項目

  • 鉱物 - ケイ酸塩鉱物
  • 鉱物の一覧
  • 藍晶石
  • 珪線石
  • 多形
  • ホルンフェルス

参考文献

  • 松原聰 『フィールドベスト図鑑15 日本の鉱物』 学習研究社、2003年、ISBN 4-05-402013-5。
  • 国立天文台編 『理科年表 平成19年』 丸善、2006年、ISBN 4-621-07763-5。

外部リンク

  • Andalusite(mindat.org)
  • Andalusite Mineral Data(webmineral.com)
  • 紅柱石・藍晶石・珪線石

紅柱石

紅柱石 andalusite

紅柱石

福島県産 紅柱石 原石 59g / Andalusite YouTube

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