塩出 翔太(しおで しょうた、2003年9月11日 - )は、広島県尾道市出身の陸上競技選手。専門は中距離走・長距離走。広島県立世羅高等学校卒業、現在は青山学院大学教育人間科学部・教育学科に在学中。
経歴
高校時代まで
- 尾道市立栗原中学校時代より、陸上競技部に所属している。
- 中学卒業後は駅伝の強豪校・広島県立世羅高等学校へ入学し、陸上競技部に入部。年末恒例の全国高等学校駅伝競走大会において、高校1年生時(2019年)は6区・区間11位(チーム総合12位)。高校2年生時(2020年)は7区アンカー・区間3位の力走で、世羅高校チームとして総合優勝ゴールテープを切る立役者となった。高校3年生時(2021年)は主将に就任し世羅高校が2年連続で優勝したが、故障により補欠に廻されて出場は果たせなかった。
大学時代
- 世羅高校のOBに当たる原晋よりスカウトを受け、高校卒業後の2022年4月に青山学院大学へ入学し、青山学院大学陸上競技部・男子長距離ブロックに現在所属中。
- 当大学1年時、大学三大駅伝の出場はなかった。
- 当大学2年時、第35回出雲駅伝と、第55回全日本大学駅伝も共に出場はならなかった。
- 2024年1月開催の第100回箱根駅伝では復路・8区を担当し、大学三大駅伝デビューを果たす。前日の往路では、2位の駒澤大学に2分38秒の差を付け2年ぶり6回目の往路優勝を達成。翌日の復路でも差を広げ、トップで襷を受ける。塩出は区間歴代3位(1時間04分00秒)の好記録で区間賞を獲得し、後続をさらに突き放した。青山学院大学は2年ぶり7度目の総合優勝を果たし、大会新記録も樹立した(10時間41分25秒)。
- 同年11月3日の第56回全日本大学駅伝では8区に出走し、2位と4秒差のトップで襷を受ける。しかし、わずか0.4kmで國學院大學・上原琉翔に追いつかれると、9km過ぎから徐々に離され2位に後退。さらに、2分37秒差の3位でスタートした駒澤大・山川拓馬にも残り1kmで逆転を許す。最終的に國學院大と45秒差の3位に終わり、6年ぶりの優勝はならなかった。
- 2025年1月開催の第101回箱根駅伝では前回同様8区を担当し、7区・白石光星から1位で襷を受ける。塩出は前回よりタイムを14秒落としたものの、2年連続となる区間賞を獲得。青学大の2連覇に貢献した。
戦績
大学駅伝戦績
自己記録
- 5000m - 13分53秒29(2023年9月24日、第10回絆記録挑戦会)
- 10000m - 29分20秒91(2023年11月22日、GMOインターネットグループpresents MARCH対抗戦2023)
- ハーフマラソン - 1時間01分54秒(2024年2月4日、第76回香川丸亀国際ハーフマラソン)
- マラソン - 2時間19分20秒(2024年2月18日、第10回高知龍馬マラソン)
脚注
出典
外部リンク
- 塩出翔太 (@34sy123456) - X(旧Twitter)
- 塩出翔太 (@34_syota3._) - Instagram




