堅田町(かたたちょう)は、かつて滋賀県滋賀郡に属していた町。現在の大津市北西部、湖西線堅田駅周辺および国道367号・国道477号沿線にあたる。本項では町制前の名称である堅田村(かたたむら)についても述べる。
地理
- 山:大尾山、皆子山、鎌倉山、釣瓶岳、武奈ヶ岳、比良山、烏谷山、比良岳、打見山、蓬萊山、霊仙山、曼陀羅山
- 峠 ; 途中越、南比良峠
- 河川:真野川、天神川、安曇川
- 湖沼:琵琶湖
歴史
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、本堅田村(ほんかたたむら)・今堅田村(いまかたたむら)・衣川村(きぬがわむら)の区域をもって堅田村が発足。
- 1901年(明治34年)7月20日 - 堅田村が町制施行して堅田町となる。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 仰木村・真野村・伊香立村・葛川村と合併し、改めて堅田町が発足。
- 1967年(昭和42年)4月1日 - 大津市に編入。同日堅田町廃止。
教育
交通
鉄道
- 江若鉄道
- 江若鉄道線
- 堅田駅 - 真野駅
- 江若鉄道線
江若鉄道は1969年に廃止され、1974年に湖西線堅田駅が内陸寄りに開業。また、1988年に旧真野駅近くに小野駅が設置されたが、同駅は隣接する志賀町に所在する。
道路
- 国道161号
電気
堅田町は町営で電気事業を始めた。1914年(大正3年)7月事業許可を受け、発電所はもたず京都電燈より受電し11月より事業を開始した。
娯楽
- 昭和館 - 映画館
脚注
参考文献
- 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 25 滋賀県』角川書店、1979年
関連項目
- 滋賀県の廃止市町村一覧
- 堅田 (大津市)


